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桃は咲いたが桜は…






初日に頂いた桃の蕾が、次第に花開いて、早 満開を過ぎました。花の命は短くて、役者の命は長いです。
ホテルから見る桜も、少し柔らかくなってきました。今日の舞台も大切に勤めます。























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春分の日






暖かい日が続いていますが、お濠近くの桜は今日はまだ硬いです。歌舞伎座はあと一週間を切りましたが、孫たちは益々元気です。元気と言えば錦之助さんの信楽太郎、今年還暦を迎えると言うのに、丁寧でキッパリと爽やかで、とても結構です。結構と言えば秀調さんの古郡新左衛門、鎧姿で首桶を携え、立ち座りも若々しく、首実験の場をしっかりと引き締めて流石です。
添付の写真は昼の部の傾城反魂香に使っている虎の着ぐるみを眞秀くんが被って体験したところです。私たちも子供のころ、小道具や衣装鬘、特に引き抜きや仕掛けものに興味を持ち、楽しく勉強していました。



















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十日目


10日目の舞台を無事に勤めました。二人の孫たちも元気に舞台を勤めています!そんな訳無いと思うのですが、勘太郎君 初日より背が伸びたようにかんじます。
今月の楽屋で、昭和28年12月の京の顔見世の時の盛綱陣屋、無声のフィルムのダイジェストを見ています。寿海おじ様の盛綱で私が小四郎、孝夫の小三郎。鴈治郎おじ様の微妙、富十郎おじ様の篝火など…、とても懐かしく、今残っているのは孝夫と私だけ、65年ほど前の映像。あと65年経つとどんな事になっているのでしょうか〜。65年どころか、20年も経ったら勘太郎君も眞秀君も、若手の人気役者として活躍していると思うのですが、眞秀君に「大人になっても歌舞伎役者で頑張るの?」と聞いたら「歌舞伎役者とサッカー選手!」とのこと?私は即座に「サッカー選手は怪我をするから、役者だけが良いよ!」と言ったのですが…。



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五日目(7日)



元気に5日目の舞台を終えました。先にもお話ししたように、今回は小四郎、小三郎、二人の可愛い孫に支えられて、毎日がとても楽しいので全く疲れを残しません。あと20日あるのですが一日一日が楽しみです。前回芝翫さんの盛綱で微妙を勤めた時の、大河君の小四郎も素敵でしたが、それ以来彼には会ってないのです。もう随分と大きくなり、小四郎は出来ないでしょう〜。私も小四郎は何度か勤めましたが、65年経ってオバアチャン、微妙になってしまいました…。勘太郎君も眞秀君もアッという間に大きくなるのでしょう。昔 私が小四郎を勤めていた時、小三郎を演っていた孝夫の盛綱で微妙を勤められて嬉しいです。私はもう歳ですが、今回の小四郎 小三郎、二人の孫の成長を出来るだけ長く見守りたいと思っています。







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四日


二日目の舞台も無事に終わりました。今月の陣屋では、特に勘太郎君、眞秀君の活躍が喜ばれています!婆も嬉しいです^_^



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プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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