お浜御殿の江島

三月は歌舞伎座で、元禄忠臣蔵を半通しが上演されますが、私はその中の『お浜御殿』の祐筆・江島に粉します。一昨年の6月に同じメンバーで上演され、好評をはくした狂言で、私の江島は今回で三度目です。お芝居の中ではかなり年長者のような印象をうけますが、この頃はまだ二十二、三歳、後の正徳年間に、歌舞伎役者、生島新五郎との事件でも有名な女性です。快活な気性で、情も深く、上下に愛されて、御殿でも評判の高い女性だったそうなので、そんな雰囲気が出せれば良いな~と思っていますが、変に意識するとかえって押し付けがましかったり、イヤラシクなるので、そのあたり、私のぎまり文句の『自然体』で演じたいと思っています。

プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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