中日


あっという間に中日を迎えました。国立劇場の記念興行と云うこともありますが「仮名手本忠臣蔵」という狂言の魅力を改めて感じ入っています。本来の歌舞伎、義太夫狂言の素晴らしさに、歌舞伎愛好家の方々や初めて歌舞伎を御覧なる若人にも、とても喜んで頂き、この意義深い公演に参加させて頂いている幸せを感じながら一日一日、大切に顔世御前を勤めています。京都大阪からも多くの方々にお越しいただき、連日大入りの盛況で、明日の日曜日などはお客様のご希望に添えない状況です。顔世御前は50年ほど以前に道頓堀の中座で初めて勤めて以来、度々勤めていていますが、今回の公演では今までの経験をふんまえた上で、新鮮な顔世御前を勤めたいと思っておりましたが、初日の舞台以来、何も考えず淡々と舞台を勤めています。あと12日…、多分これが最後の顔世御前になると思います。一日一日を大切に勤めさせて頂きます。

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プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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