あと十日間



今月の公演は国立劇場五十周年記念興行の第一弾と云うこともあり、仮名手本忠臣蔵の十一段・完全通し上演と言うことで、良い感じの「重厚さ」がうけて連日大入りの盛況で、客席も楽屋活気に充ちています。特に「二段目(松切り)」、「三段目」前後「おかる勘平のくだり」。「四段目の花献上」は最近はめったに観ることはできないので、三ヶ月にわたっての公演だからこそ出来た企画です。この狂言、判官と顔世御前は夫婦でありながら、一言も言葉をかわさないのです。大序(序幕)では同じ舞台にいながら判官さんが兜を持って上手に退場する際に、顔世の方を見るような見ないようなシーンがあるのみですが、二人の接点はそこだけです。「花献上」があると顔世御前の判官に対する愛情が感じられるので、短い場面ですが大切に勤めています。さすれば「焼香」の場面にも感情が入りやすいです。「花献上」では女形最長老の玉之助さん初め、京屋の三美人など、八人の腰元にカシヅカレテいます。私(顔世)のそばに隼人君の力彌と私の弟子の
「りき彌(腰元)」がならんでいるのも面白いです(^.^)

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日々是好日!

おはようございます。
素敵な写メ、ありがとうございます。今日も良い一日を、すごされますように。

お写真有難うございます♪

美しい腰元衆にかしずかれる御台様素敵です!隼人さんの力弥とのツーショットも嬉しいです~
今回の完全通し上演は本当に貴重ですね!江戸時代朝の暗いうちからお芝居開いてた頃は一日で全段通したんでしょうね…みる方も相当大変だったことでしょう。口上人形のいうとおりゆるゆると見物しないともちませんね…(^_^;)
現在は三ヶ月にわけてだから見物も緊張感を保って見物することが出来ます♪
残り十日間お元気でお勤め下さいませ

おはようございます

梅玉様の塩谷判官が品格があって素晴らしいです
秀太郎様の顔世御前に高師直が横恋慕して、ヒジテツ喰わされて怒り心頭に発するのですね。とても美しい顔世御前ですが、この大事件のきっかけになったのかなと思うと笑っていられないです
幸四郎様の由良之助、さすが立派ですね
十三代目仁左衛門丈、当代の仁左衛門丈であったら、どんなだろうとも思いました
もうあと10日を過ぎてしまいましたね。後半も頑張ってくださいませ

今月も素晴らしい舞台ぶり

こんばんわ、秀太郎さま。少しご無沙汰してしまいました。二度と見られないかも!と国立劇場に足を運んでいます。二段目、これを知るのと知らないのとでは、面白さが天地の差ですね。顔世御前、品格がたまらないです。私が行った日はいつも松嶋屋!の声が多く嬉しくなります。
歌舞伎座では我當さん、名古屋では仁左衛門さんと、三兄弟ご活躍で嬉しくなります。また週末伺います。
プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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