八月十日

七三十一日の巡業の千秋楽のあと、八月二日の『一の会』、八日の『寿々の会』で、ともに素踊りで『風流船揃い』長唄『老松』を踊らせて頂きましたが、ともに大盛況で、とても感動的な舞踊会でした。そして九日は東京宝塚劇場、月組公演の千秋楽。この公演で良基天音(たかきあまね)さんが卒業、その『さよならパーティー』が東京会館であったので出席し、今大阪に帰って来ました。彼女は以前、大阪のドラマシティでの若衆歌舞伎『花競べ歌舞伎絵巻』を上演し、歌舞伎と宝塚のコラボ公演を行った際、参加してくれた宝ジェンヌの一人でした。宝塚の舞台では男役の「かえこ」は阿国歌舞伎の女役者に粉し、品の良い色香を放ってくれたのが、ついこの間のような気がしますが、もう五年も前の事です。その折共演した生徒さんも、一人二人と卒業し、かえこが五人目…、宝塚の公演で、良い役を演じる時も、そうでない時も、つねに品良く、美しく輝いていた「かえこ」の舞台姿が見られなくなるのはとても寂しい気がしますが、優しい「かえこ」の事だから、きっとこれからは一
人の女性として、宝塚を愛し、歌舞伎を愛し…、そして「かえこの故郷」、私の好きな「淡路島」を愛し、幸せな人生を送って行くことでしょう!

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秀太郎さんのこせん、維盛は最高の名演で、観られて幸せだった!と思います。 霧矢さんトップの記事あり。 ドラマシlテイの秀太郎さんの座主?思い出します。    秀太郎さんの舞台 大好きです。   暑い季節 おいといくださいね。

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昨夜、国立文楽劇場で「上方歌舞伎会」を拝見し御弟子さん達が毎年御上手になられているのを嬉しく拝見しました。りき弥さんの「かつら」気位の高い女の嫌味も可愛さも良く出ていましたね。御教授されるのは大変な事と思いますが、これからの19年目指して頑張って下さい。
プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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