演舞場公演

新橋演舞場顔見世興行も無事に日を重ね、今日、六日目の舞台を終えました。今月は河内山の上州屋おまきを演じていますが、序幕質店と大詰め池之端に出るだけで、序幕が11時半におわり、池之端が明くまで3時間以上あるので、その間メーキャップを落として外出し、食事をしたりショッピングを楽しんだりしています。で、うっかりと時間を過ごし、トチラナイように気をつけなければなりません。ちなみに一般的に、「とちる」という言葉は、失敗することですが、歌舞伎役者の間では「出」に遅れる、いわゆる「出とちり」に使い、間違えてきっかけよりも早く出るのを「はやとちり」と言います。もちろん「早合点」などの時にも「早とちり」は使いますが…、幕内では結構特殊な言葉の使い方をすることがあります。で、幕の間に外出しても、トチラナイように気をつけます!

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面白いお話有難うございます。今までに、どんな役の人が早く舞台へ出て行ってしまったのかな?そしたどんななるのかな? 想像してみます。たのしい♪

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アラッ外出もありなんだ!と喜んだら
おまきさんの扮装のまま銀座歩いてほしいなぁ
と思って、イメージしてまーす。

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お芝居の合間には、お食事やショッピングを楽しまれておられるのですね。でも次の出番があると気分的にゆっくりできないのではないかとお察しします。
出とちり、早とちりのお話、興味深く拝読しました。
よく「とちりそば」の話を耳にしますが、今でもその風習は続いていますか?出とちり、早とちり以上に、お芝居の途中でのハプニングの方が多いでしょうね。ときどきそういう場に出くわすこともありますが、そこがライブならでは。小さなことは却って楽しい気分で拝見しています。

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出番の間が時間的に空いていると役者さんどうお過ごしなのかと思いましたが、三時間もあれば外出もおできになるのですね。
花一輪様 ハヤトチリに入るのか分かりませんがいつぞや南座で一條大蔵譚で上手から勘解由が早いタイミングで二、三歩でていきそれに気付いてそのまま後退りして下がって扉が閉まったのを目撃したことがあります。次の正しい出のとき妙に可笑しかったのを思い出しました…。

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Y様 ホホウ お話の件にピッタリな場面、有難うございます。目に見えるようで♪でもカゲユ氏胸は早鐘でしたろうね。
プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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