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ル・テアトル銀座

「油地獄」の公演も後十日になりました。子役時代の「娘・おみつ」にはじまり、「妹・おかち」「芸妓・小菊」「女房・お吉」、今回演じている「母・おさわ」と、 「油地獄」に登場する主な五人の女性、すべてを勤めさせていただきました。「おみつ」のおりの与兵衛は寿海おじさん、お吉が三代目の時蔵おじさんだったと思います。「妹おかち」は河内屋の延若兄さんの与兵衛のおりに、随分勤めさせていただき、記録によると孝夫の与兵衛のおりを入れて「七公演」勤めています。「小菊」も随分勤めさせていただきましたが、小菊とおかち、二役を勤めた事もありました。「お吉」は東京の国立劇場、大阪の文楽劇場で勤めました。もう一昨年になりますか、仁左衛門が与兵衛を勤めたおり、最初頼まれたのは「小菊」一役でしたが、「おさわ」もやってみたい!と自分から申し出ました。実はずっと以前からやってみたかった役だったのです。で、その月は「小菊とおさわ」二役を勤めました。今月は染五郎さんが「与兵衛」を演じるので、「是非ともおさわに!」とお話をいた
だいたので、「小菊はしなくていいの?」と聞きましたら、「ケッコウデス」と言われました(^O^)

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No title

あら、染五郎さん「結構です」だなんて秀太郎丈の芸者小菊の粋ではんなりとした新町の芸妓を見て居られないのかしら?

もう一度愛之助さんが与兵衛を勤められる時に秀太郎丈のおさわを見てみたいです。

No title

「ケッコウデス」と(^O^)に笑っちゃいました。
上方の遊女の風情ある小菊可愛かったのにねぇ…。
なにかで読みましたが以前(多分壽海さんの与兵衛のころ)は油を今のような液体でなく布で表現してたとか?ちょっとそれもどんなだったのか観てみたいものです。
四月発表されましたね。太十の皐月初役ですよね。楽しみです。そして他の追随を許さないおえんさん。二役とも楽しみにしております♪

No title

あはは、秀太郎丈と染五郎丈との会話がなんだか目に浮かぶようです。仲良しだからこその会話って感じしますもの。
今月のおさわ、本当に素敵です。可愛げだけど憎たらしい与兵衛のことが本当に可愛くてしょうがない「母」そのもののようでした。
秀太郎丈と染五郎丈、とても相性が良い気がします。非常にしっくりする。全然違うタイプのお家同士なのに不思議です。
四月の皐月とおえんも楽しみにしております。千穐楽までお疲れのないように無事にお勤めくださいね。
プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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