おかげさまで


五日目の舞台も無事に終わりました。今の時節、どうなる事かと思っていましたが、初日以来大入り続き、活気に満ちた公演が続いていて、とても有り難いと思っています。劇場全体は節電モードですが、何の支障もなく、今ま無駄な電気の使い方をしていたようです。楽屋も化粧するまでは鏡台前のスタンドは消していますし、三本のスタンドも一本で充分メーキャップはできます。私の子役時代は父の鏡台前は二本、子役の私は一本でした。芝居の方も『太功記』は團十郎さんの希望でいつもより照明をおとし、花道のピンスポットも落としていて、かえって古風で、私は好きです!生前、父の仁左衛門が「最近は舞台全体が明る過ぎる!」と嘆いていたのを思い出します。今回の「節電」を機に、公私ともに色々考えさせていただいています。(写真は演舞場楽屋口横の公園です)

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おや?

楽しく拝読。でもなぜ、二度同じのが載るのですか?

初コメント

秀太郎丈。いつも楽しみに読ませて頂いております。 秀太郎丈の舞台には『心』があって本当に好きなので、かげから応援しています。今の照明は、お父様も仰っていた様ですが、明るすぎますね。 それに冷房等。 先代演舞場の一番の売りは『日本一涼しい劇場』でした。困るんです寒くて…(笑)

楽しみです

私の所は、桜はまだ枯木状態ですが、東京はこんなに美しく咲いているのですね。
そして秀太郎丈のおえんさんと皐月さんも、桜に負けない華の満開でしょう。

私が上京するのはもう少し先なので待ち遠しいです。

渡辺保さんが劇評で、おえんさんを褒めておられて嬉しいです。

「秀太郎の井筒屋おえんが当り芸であることはこれまたいうまでもないが、今度は前回よりも自然でサラサラとほとんど素の芝居のような渋さ。藤十郎の忠兵衛と好一対の自在な芸で、イキ一つで芝居を運ぶ傑作である。 」(渡辺保の歌舞伎劇評 今月の芝居 より)

プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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