八日目



今日七日は「上七軒」の総見、これで京の五花街すべての総見が終わりました。私の若い頃、初めて上七軒へ行っていた頃は、一人しかいなかった舞妓さんも、今は十二人に増え、今日は十人の舞妓さんの「まねき簪」にサインをさせてもらいました。面白いもので、この簪にサインする日は、上七軒、祇園、先斗町は総見当日、宮川町(^O^)は十一月中(顔見世の稽古中)にサインして、顔見世の初日からサイン入りの「まねき簪」を挿します。興行も早くも八日目を迎えましたが、おかげさまで風邪もひかず、元気に舞台を勤めています。舞鶴も久吉も少しずつ変えて演じています。古典と云えども、台詞の言い方、例えば声の高低、強弱、間(マ)の取り方などは、型とは別に、役者の感性で随分とちがいます。今月の対面の工藤なども、父と兄では、全然台詞の言い方がちがいますが、決して兄が間違っているわけではなく、兄は兄なりの台詞まわしなのです。私の舞鶴にしても、その日によって、かなり変えています、と云っても、お客様にはそこまでお気づきにならないと思いますが、自分なりには、その日その日の舞台に、最善を尽くすようにしていますが、これは父の仁左衛門がそうだったのです。。

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舞鶴

役者さんによりこんなにも演じ方が違うもんなんだなと・・・
つまるところ見る人の好みによりけりなのでしょうが・・・。
歌舞伎は何度も同じ演目をなさるだけに
役者さん毎の違いを
時としてどうしても受け入れられないことも ^^;
これも楽しみのうちなのですが・・・。

舞鶴、若いころは美しい傾城とは風合いの違う女性が
舞台に並ぶことの意味が今一つ分かりませんでした。
このちょっと違った女の人はいったいどう言う人なんだ?!と
漠然と感じていましたが、
最近になり、舞鶴の中に傾城達とは違う「美」があること、
その重要性が分かり、今の私にはとても興味のある存在です。
力自慢のキャラであっても歌舞伎ではむき出し写実的に演出せず
あくまでも美しく象徴的に表現されるのも興味をそそる魅力の一つです。
ただカワイイ・美しいだけの女性ではなく
中に強さを秘める女性を演じることは難しいことなのではないのかなと・・・。
女将さんや瞼の母など、秀太郎さんは内に強さを秘める女性を
押しつけがましくなくなさるところが・・・・
女として観察し見習いたいところです。。。

舞鶴を検索していましたら
木曽義仲と巴御前の娘であるという描き方があると知りました。
なるほど武芸達者で凛々しい女性なわけですね・・・。
秀太郎さんの影響で「平家物語」→司馬遼太郎さんの「義経」をぼちぼちと読み進めている中、
ますます歌舞伎の世界に興味をそそられています。。。

南座顔見世、今回は夜の部のチケットを確保。
舞鶴はお席悪くてもなんとか隙を見て見に行きたい!!と狙っています!

拝見しました

 ご無沙汰していて申し訳ございません。

 顔見世をようやく6日と7日に拝見いたしました。
6日は祇園、昨日の7日は上七軒の総見で、華やかでしたね。
祇園の日は両桟敷がきれいどころで埋め尽くされましたが、上七軒も右の桟敷はいっぱいになっていて、こんなに舞妓さんが増えたのだと驚きました。秀太郎丈のサインのある簪の舞妓さんも何人か見ました。

 舞鶴は今までに何回も拝見していますが、毅然とした、いい役ですね。そしてお年を重ねるごとに美人になられる。加えて今回は十郎五郎が孝太郎・愛之助さんですから、工藤に頼んで呼び出したときも、大名達の嘲笑をきっぱりと抑えるときも、そしてしまいに二人に寄り添う時も、今までとは違った想いのようなものまで感じてじいんとしました。とにかく舞鶴は秀太郎丈が最高です。

 変わって夜の久吉はもちろん初見ですが、お兄様の五右衛門と一対の絵のようにバランスよく、ほんとうにきれいでした。上がって来たときに奥にいて、そして前に出てきたときの姿、惚れ惚れします。とてもお似合いで、もっともっと見ていたいのに幕が恨めしい。でも、2分の出とおっしゃいましたが、計ったら2分33秒で、33秒得した気分になりました。

上方のをんな

 すばらしい内容で、一気に拝読いたしました。

 ここに書かれたお役はほとんど拝見していますが、こうしてご著書を読むと、見ていて気づかなかったところがいろいろあって、自分の目と心の及ばなかったことを恥じ入ります。

 近くは、9月の小せんと弥助と維盛。もう「最高!」と叫び続けましたが、引かれていく小せんが七三で振り返るのは、見送る権太に最後の別れを告げるのだとばかり思っていたので、「怖い」と言って振り返ったのだと伺ってびっくりしました。
 維盛は妻子のことを思い続けてお里の誘いに乗らないのですが、だったら弥助に徹しているとはいえ、「おぇおぇ、孝太郎さんと抱き合ってキスなんかしないでぇ」と、いつもにやにやして見てました。今回「浮気はできるけれど結婚は堪忍して欲しいって、勝手な言い分ですよね」と書いてくださってあったので安心しました。
 それからおなじみの「木の実の場」というタイトルで、このご本も「木の実」ですが、9月はは「下市茶店の場」の方をとっておられました。「木の実」というと、木の実に事寄せて強請をする権太がクローズアップされる感じですが、「茶店の場」というと、あの優しくて温かくて隠れ売女のころの色香もほんのり感じられる小せん、その小せんと善太と権太とが三人で帰っていく家族愛が描かれている場だという感じがするので「茶店の場」が好きです。
 なお、10月に、yさんの提案で釣瓶寿し(弥助すし)に行ってきました。以前にも行ったことがありますが。裏庭の維盛塚の立札が今回は少し傾いていたので、ちょっと心が痛みました。

総見

終わってしまいましたね~。
そうするともうすぐに中日ですね。時間が過ぎてくのがあっという間で大変です。

学生の頃は毎年顔見世は観劇してたんですが、働き始めてからは都合がつかず、今年も客席で観ることは叶わなそうです。
その分、モニターでしっかり観ておきまーす(・∀・)ゞ

きっぱりとした舞鶴!!

「対面」松嶋屋一門の引きしまった中にも温かみのある舞台を7日に拝見しました。

我當丈の工藤も朗々とた口跡で立派でしたし、秀太郎丈の舞鶴が舞台を華やかにしてるようでした。
愛之助さんの五郎は口跡が太く、荒々しい若武者、孝太郎さんの十郎は初めて拝見しましたが、品があって五郎をを抑える場面でも優しさと威厳を備えておられました。
総見も、もう終わりでお芝居はより一層熱をおびてきますね。
お客さん達は総見で見る舞子さんに幕間は撮影会のようでした。
毎年拝見しますが、他の劇場には無い華やぎがあって、総見のある間に一度は行こうと思います。

待受け♪

 ブログのお陰で、秀太郎さん写真豊富。
 このところは、「万野」  「弥助維盛さん」 ときて
 只今「おびひろ」駅ホームの、「まんまるな?秀太郎さん」
 です。
 なんかかわゆいお人形みたいなので・・・・。
 ♪♪♪
プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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