三月十日




ようように雨も上がり、今日は池上の本門寺にお参りにいきました。片岡家のお墓は東京京都大阪の三ケ津にあり、三兄弟でそれぞれのお墓を守っています。今日は十一代仁左衛門先妻、私の祖母に当たる方の月命日と、あさって十二日がやはり月命日の、十一代目の後妻、幼かった私を、とても可愛がってくれた五百栄おばあちゃんの命日なので、一緒にお参りしてきました。先妻さんは「きみ」さんと云って、二十二歳で亡くなったそうですが、亡くなる前に「私が死んだら、いおさん(五百栄)を後添いにして…」と祖父に云って亡くなったそうです。おばあちゃんお二人、仲が良かったんですね…。芝居の話に移りますが、お鶴の彫り物は、おっしゃる通り「金五郎命」で、毎日りき彌が書いてくれてます。お鶴さんは金五郎に一方的に惚れて、「金五郎命」と身体中、全身に彫り物して天神さんに願掛けしているのです。天神さんもお困りでしょうし、お駒が裸になったら彫り物だらけで、さぞ気持ち悪いことでしょうし、第一、痛かったでしょう…。金五郎に振られた後でも彫り物は一生消せ
ないし…、阿呆ですね~(>_<)阿呆だけれど憎めない…、そんな女に見えるように、頑張って演じています。

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いい女ですよねぇ

おじいさまの奥様のお話、いいお話ですねぇ。

「金五郎命」のお話。その順に、その通り目に浮かべて行くと、だからUPしてくださるお鶴さんが、思いっきり色っぽいのですね。
納得です。

本日

夜の部、拝見させていただきました。
お鶴さん、カワイかったです~。
そして切なかったです (>_<)
楽まで頑張って下さい~☆

乱れ髪

お鶴さんの乱れ髪も気になるところ…。

美人は何をしても、絵になりますね~(^^)v。

御祖母様のこと

いつどこで伺ったお話しやらなんぞで読んだお話しやら思い出せませんが

いつぞや御祖母様が「彦人お水ちょうだい」いわはって、でもそのとき彦人さんは自ら差し上げずに「お水やて」いうて他に頼みはって…
でその後しばらくして巡業の旅先かどこかでお祖母様の訃報を聞いた彦人さんは大泣きされて、あのとき自分であげとけばよかったと思ったというようなエピソードを思い出しました。

きっと大好きな御祖母様だったのでしょうね。お墓参り喜んでいらっしゃることでしょう。

お鶴さん全身に「金五郎命」の彫り物があるのですか!ちょっとビックリ。
拝見するのを(腕以外の場所の彫り物は拝見出来ませんが)楽しみにしております

お墓

初めてコメントします。
本門寺の片岡家のお墓、
いつも気になっておりました。
そして勝手にお参りしてしまいました。
上方のご家系なのに、
何故だろうと不思議でしたが、
三つもおありなんですね。

お墓

東京の本門寺のお墓も、京都の妙傳寺のお墓も何度かお参りさせていただきましたが、だいぶ前に大阪のお墓もお参りさせていただいたことがありました。ご兄弟お三人でそれぞれのお墓を管理されていて、秀太郎丈は大阪のお墓と伺いました。とても立派なお墓で、南天が印象に残っています。
3月といえばお父様のご命日。7日に衛星放送でお父様の「賀の祝」を拝見、お元気で今も在ますが如く、懐かしかったです。今年は寒いからご命日にはお墓の桜はまだ蕾でしょうか。
プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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