あと三日


今日二十二日の舞台を終え、五月興行もあと三日になりました。今月のお役は「油地獄」の「母・おさわ」でしたが、今日ご覧になったご贔屓に「去年二月の油地獄を思い出しました」と云われ、考えてみればこの「おさわ」、四年の間に三回演じています。初めは一昨昨年の6月だったと思うのですが、仁左衛門が与兵衛を勤める際、芸妓小菊とおさわ、二役勤めたのが、おさわの「初役」です。この時、初めの予定は小菊一役だったのですが、「おさわもやりたい!」と買ってでたのです。その後、去年の二月に染五郎君が与兵衛の折、是非に!と言ってくれた時「小菊は…?」と聞いたら「おさわだけで結構です!」と云われ、今回愛之助が与兵衛を演じるに当たり、三度目のおさわを勤めていますが、考えてみれば与兵衛を勤める役者は毎回違ってるのです。あ~もう、小菊も、お吉もしないのでしょうか…。でも来月は又々若返って初役で「四の切」の静御前を勤めます。宜しくご観劇ください!話しは変わりますが今日「スカイツリー」の開場で、朝からテレビなどでそのニュース、また昨日
でしたか金環日食の話題で持ち切りでした。日食は日にちは判っていましたが、時間を知らなかったので、朝8時過ぎに起きて空を見上げたのですが、何もわかりませんでした。ただ私はかなり変わっているのか、どちらもあまり興味を覚えません。スカイツリーよりも「東京タワー」に愛着を感じます。長い年月積み重ねた、「思い出」のせいかも知れません。

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あと3日~

おさわさん3回とも拝見しました!!
タイムスリップしておかちも見て見たかったです。
いろいろなお役をなさった秀太郎丈は油地獄の歴史
そのものですですね。
毎回徳兵衛さんと息子への情の狭間で苦しむ秀太郎丈の
おさわさんに胸を打たれます。
特に仁左衛門丈与兵衛の時のおさわさんと小菊が印象に
残っております。

金環日食とタワーのこと、私も秀太郎さまと同感です!
故郷から上京してきた時から、いつも東京タワーは
様々な出来事とともにあります。今日もニュースで
スカイツリーの向こうに赤くオレンジ色の東京タワーが
映っていて可愛いと思ってしまいました。

あと三日、与兵衛のお母さん頑張ってください!
6月も楽しみにしております。

おさわさん

私も三度とも拝見出来ました。
いずれも東京ですね。
また関西でも上演の機会がありますように!

秀太郎さんのおさわさんからは特に、武家育ち故なのか、本音と建前との間で苦しむ母という印象をうけます。愛之助さんも今回の与兵衛が特によかったのは秀太郎さんや歌六さんをはじめとした共演者さんのおかげもあるのでしょうね。

スカイツリー…平成中村座から川を挟んで眺めていたときにはそれほど関心もなかったのですが先日真下あたりから仰ぎ見たときにはその圧倒的な高さに、つい一度は上ってみなければ!と思っちゃいました…いつ上れることやらわかりませんが…。

No title

本日演舞場で観劇してきました。

秀太郎さんのおさわ、とても三回目と思えないです。
与平の本当のお母さんのようでした。。。
去年の染五郎さんでも拝見しておりますが、
今回の愛之助さんの方が親の苦しみが、よりリアルに感じました。

別に愛之助さんが放蕩息子というわけじゃないですが、舞台が現実を超えたような感じです。

来月は初日に伺います♪
今からとても楽しみです。

千穐楽!

おめでとうございます。
おさわさん、初めて拝見したのはもう4年も前になるのですね。
子を思う優しさ・甘さを真っ直ぐに出せる役者さんは居ても、強さの中にそんな母の愛情を表現出来るのは秀太郎さんをおいていらっしゃらないと思っております。
本日千穐楽の舞台、わくわくを胸に演舞場へ向かいます。

おさわさん勿論大好きですが…お吉さんもまた拝見したいなぁ。
強烈に記憶に残っているので、他の方のお吉さんでは「こうじゃない」とついつい思ってしまうのです。
おさわさんやお吉さんだけでなく、秀太郎さん以外では観たくない、と思うお役が多くて困ります(笑)
そして来月は初めて拝見する静、楽しみが続いて嬉しい限りです!
プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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