演舞場二日目




演舞場、二日目の舞台も無事に終わりました。静御前は初役ですが、義太夫狂言なので、台詞や動きはわかっているのですが、実際に舞台に立って、やってからいろいろ気付くことかあります。「何処をどう!」と云うことではないのですが、静御前は義経の北の方(正妻)ではなく、白拍子で愛人です。したがって忠信の主人ではないのです。忠信としてはご主人義経の「想い人」ですから丁重に接しなければなりませんが、そこで静御前は主人顔するような女性ではないとおもいます。義経の質問に対し「忠信はたった今、おつぎ迄連れ立ちまいりしが~」と台本にはあるのですが、私は「忠信どのはおつきまで、連れだってまいりしが~」と「どのづけ」にしています。私の好きな静御前は「芯はしっかり、上辺ははんなり、控え目な女性です。狐の「親子の情」に感動して涙する優しい女性です。だから源九郎狐の独壇場の間も心開いて優しく話しを聞いていなければなりません。で今回の猿之助さんの情とけれんを見事に合体した演技、源九郎狐の物語りをじっと聞いていると、自然に涙がこぼ
れます、役者って楽しいです!

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勉強になりまーす

秀太郎さんのお話とても 勉強になります。


口上姿の後ろの額の字 お月さまだ..

静御前

義経と静御前はいろいろな場面で対で登場しますので、北の方と
思い込んでいたのですが(恥ずかしい!)、近年になって白拍子と
はっきり記憶しました。
秀太郎丈の説明でお役の心の大切さを今更ながら思いました。

二枚目のお写真、静御前の後姿、最初に見ました時に、
「ええっ~?この若い女形さんは??」と思ってしまいました。
よく見れば、静御前!!
義経の白拍子になるだけの魅力に溢れています。

源九郎狐の物語に涙するとのブログを拝見して胸が熱くなりました。

今度は後ろ姿♪

お写真色々有り難うございます。
うなじが色っぽいですね。
明日拝見します♪
狐忠信も、その物語をじっと聴きいる静御前と義経もしっかり観ねば!で忙しそうですが楽しみです。
拝見する側から申しますと、回を重ねたお馴染みのお役のときも楽しみですが初役のときはまた一層楽しみです♪

狐忠信

目から鱗の思いです!!

確かに 静御前は義経の愛人で白拍子ですから 殿付けで忠信のことを話すでしょうね♪
今まで考えたこともありませんでしたが 考えたら秀太郎さんのおっしゃる通りですね!!(義経が好きな女性のタイプとしても)


今月はチケットが取れなくて拝見出来ませんが これからも四の切を観ることが何度もあるでしょうが その時には気をつけて拝見します♪

ありがとうございました♪♪


お身体に気をつけてお過ごしくださいませ!!





可愛らしかったです!

今日昼夜拝見しました。
熱気溢れる大入りの客席でした。
静御前はとにかく可愛いらしく色気も情もあり義経が惚れるのももっともと思われました。

怪しい忠信の詮議をし鼓を打ったり斬りかかったりはあってもすごくしどころがあるお役という訳でもないし、静を誰が演るかによってそんなに芝居の印象は変わらないかと思いの外、静でこんなに芝居に古風さや厚みがでるのか!とちょっと驚きでした…。

最後の宙乗りで去って行く源九郎狐を見送るところも右の袖口を口元へやって見上げる姿が可憐なのでついそちらを観たり宙乗りを観たりと忙しかったです。

これから欝陶しい梅雨になりますがくれぐれもお体にはお気をつけ下さいませ。

拝見出来るのは今日だけでしたが舞台写真買いに来よう、と思いました。

No title

口上前の雰囲気、素敵ですね。秀太郎さんとお話しをされているような浴衣姿の役者さんはどなたなのでしょうか?
プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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