十日目




さっきまで12日でしたが日付が替わって13日になりました。十日目の舞台も無事に勤めることが出来、いつもの興行なら間もなく中日なのですが、今月は27日興行、初日が三日なので中日は16日と言うことになります。お陰様でお客様の入りは衰えることなく、初日から大入り続きで、華やかて活気に満ちた公演が続いています!「栄御前も吉田屋のおきさ」共に好きな役ですが、気持ち良いのは栄御前です。女形はどんな役でも「お辞儀」をすることが多いのですが、栄御前は一切お辞儀することなく、ずっと背筋を伸ばしていられますし、台詞の声のトーンもとても楽で、のびのび演じることが出来ます。花道の引っ込みなどはとても気持ち良いです。正直言って「おきさ」はのびのびと演じているようでいて、結構気を遣います。封印切や河庄とは同じ色町の女将ながら、吉田屋の方が店の格が上なので、「おえん」や「お庄」と同じに見えてはならず、自然の風格が必要ですが、どうしても「早口」になったり要らぬ動きが多かったり、なかなか「吉田屋の女将」にはなれません。70歳を越
してまだまだ青いです。後17日の間に、何とか自分なりに納得出来る「おきさ」を演じたいと思っています。

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プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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