ついに千穐楽…


2日間長かった五月興行もついに明日千穐楽を迎えます。最近の公演は、毎日が新鮮と言うか…、とにかく毎日の舞台を楽しく勤めることができています。今日も「吉田屋」で感じたのですが、お客様の反応がダイレクトに舞台に伝わって来るので、客席と舞台の楽しいキャッチボールが出来るのでしょうか…。思い返せば先月の金比羅・金丸座の「四の切」のおりも感じましたし、2月の松竹座の花形歌舞伎のおりもそうでした。特に歌舞伎座の開場以来、歌舞伎を初めて御覧になる方が増え、その方々がとても楽しんでくださっているようで、歌舞伎座のみならず、浜町の明治座も、京都の南座も大入りの内に昨日(27日)千穐楽を迎えました。いつも「京都・宮川町の綺麗どころが…」とお話していますが、今日は新潟・古町の「売れっ妓芸者」と「振り袖さん(京都では舞妓)」が、はるばる観劇に来てくれました。花街の方々は御贔屓に連れてもらって見えることが多いのですが、今日の古町さんは「おやすみ」を利用して新幹線に乗り自分たちでチケットをとって観に来てくれたのです。何年かに一
度巡業で新潟公演があるおりは、市山流のご宗家が必ず松嶋屋一門を古町で有名な「鍋茶屋」さんに招待してくださっているのですが、これは先代同士父の仁左衛門、先代ご宗家・市山七十郎師からの恒例のようになっていて、当代でも続けてくださっているので、古町の綺麗どころとも親しくさせていただいています。今日は銀座のご連中も沢山観に来てくれました。今月は3部制で、2部の開演が2時40分、終演が5時25分と云うのが京都大阪、また新潟などからも日帰りが容易にできるし、また銀座のご連中は、2部の終演後ゆっくり美容室に行って食事して出勤できる時間帯なのも幸いしているようです。などとお話している内に0時をまわり29日になりました。千穐楽、心を込めて有終の美を飾ります。

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千穐楽おめでとうございます!

今月公演もとっても充実しておりました。
歌舞伎座開場で歌舞伎が注目されて、一度見に行ってみよう、と思われる方が多いのでしょうね。
皆様の素晴らしい舞台が元々の歌舞伎ファンの心も初心者さんの心もしっかり掴んで歌舞伎ファンを増やして下さったことでしょう!

昨夜鑑定団拝見しました。
花街との幅広いお付きあいも、ただお好きなだけでなく「女性をしらないと女性を演じられないから」という女方さんならではの芸熱心さのなすところ(?)だったのですね~(^^)
一般人にはあまり馴染みのない花街ですが劇場で舞妓ちゃんや芸妓さんやみかけると華やかで嬉しくなります。

大好きだった今月公演終わると寂しいですが、皆様お元気で千穐楽をお迎えになられてなによりです。今日一日拝見するのが楽しみです♪

No title

秀太郎さま

千秋楽、おめでとうございます。
お疲れ様でございました。

栄御前の気品、吉田屋のおきさのおっとりさ。どちらも素敵でした。
お疲れにならなければいいけれど、と案じておりましたが、無事、千秋楽をお迎えになられて嬉しいです。

昨夜は、思いがけず鑑定団で秀太郎さんを拝見できて、びっくりしました。変に作ろうとしない素のままの秀太郎さんがとても魅力的でした。できましたら、今後はテレビのご出演などの機会について、事前にこちらのホームページで告知していただけると、心の準備やら録画の準備やらできますので、ありがたいです。

おめでとうございます。

恙無く千穐楽をお迎えのこと、おめでとうございます。

昨日、遅ればせながら舞台拝見致しました。
栄御前は大きな企みがある割に抜けていて、あまり好きなお役ではなかったのですが(・・・すみません)
こちらを読ませて戴いている内に、可愛く思えて仕方なくなってしまいました。したり顔での花道の引込み、たまりません。
そこに至るまでの、いつもに変わらない細かい心理描写も流石の舞台でした。

続いて全く趣の異なるおきささん。二部だけでこの二つのお役を拝見出来、その上、夜には鑑定団で素顔の秀太郎さんを・・・
贅沢で楽しい一日となりました。

今日の舞台も盛り上がることでしょうね!


プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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