いつの間にか…




25日間の公演、あっという間に日を重ね、後一週間を残すばかりになりました。毎日の舞台を丁寧に心をこめて勤めることにより、役者の幸せを感じています。3月名古屋御園座公演の折、東京、京都大阪から沢山のお客様が観劇に来てくださり、とても嬉しかったのですが、今月は九州博多、ましてや「四の切」の再再演なので、京都大阪は元よりわざわざ東京から来てくださらないだろうと思っていたのですが…、有り難いごとに毎日のように新幹線や飛行機で博多座に来てくださるご贔屓や友人が多く、とても、とても嬉しいです!!勿論ご当地博多や九州地区の皆さんが大入りの客席を盛り上げて下さっています。私もお陰様で博多の主治医・森先生の管理のもと、体調もよく、元気に舞台を勤めています。特に今月の義太夫陣、愛太夫・慎治さんが素晴らしく、「端場(はば…前半)」の二人も好演なので、気持ち良く舞台を勤めることが出来ています。「気持ち良く」と云えば静御前の附け鼓を打ってくれている田中伝次郎さんの鼓も冴え渡り、義太夫の文章通りの「世に類いなき初音の鼓」です
。この伝次郎さんは現田中伝左衛門さんの弟で、長兄が能楽大鼓方のの亀井広忠さん、三兄弟でかなり以前に「三響会」を立ち上げ、猿之助さん、愛之助や千之助も出して頂いていますが、今月三十日の国立劇場の亀井の会で、伝次郎さんの可愛いお嬢さんが初舞台を踏むそうで、京都宮川町からも大勢お祝いにかけつけます。なぜなら伝次郎さんの奥さんは宮川町の花形芸妓だったので、そんな事も私と伝次郎さんの仲の良い一因かも…、ちなみに今月博多座にきている「鳴物」の中村寿慶さん、お父様は中村流家元の寿鶴師(今藤政太郎・藤舎呂船・藤舎名生さんの従兄弟)。寿慶さんは随分立派な体格ですが奥さんは華奢で可愛い、元宮川町の舞妓さんです。話はあらぬ方にそれましたが、とにもかくにも後一週間、最後まで悔いのない舞台を勤めます。今月の公演を何度も観て下さってる皆さん、本当にありがとうございます!!もしかしてまだご観劇下さってないお方は是非ともご観劇ください!!博多座でお待ちしています。

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このお写真かわいい

花街と伝統芸能界とのご縁組やっぱり多いのですね!

鼓、伝次郎さんが打ってらっしゃるのでしたか、今月は拝見出来ませんが舞台を拝見しているだけではわからないことも教えて頂き有り難いです。

去年6月からスタートの猿之助さん襲名披露も今月がおわると大劇場では南座を残すのみとなりますね。各地で大入り本当におめでたいことですね!

猿翁さんと段四郎さんのご休演は残念ですが、場所が変わったり義経様は役者さんが変わったりする中、ず~っと素敵な静御前で襲名に華をそえていらっしゃる秀太郎さんのご存在が猿之助さんにはお心強いことと存じます。

最初は静御前、凄く素敵だけど同じお芝居の同じお役が続くのは、色々なお芝居で色々なお役を拝見したいという思いがあるので、それほど歓迎出来ないかも…と思っておりましたが、ちょっと間隔をおくとまたこの四の切の静御前が拝見したくなっているのが我ながら不思議です…。

南座も四の切かな~三階席減っちゃうのと終演時間がちょっと気になりますが、また静御前拝見出来るといいな~と思っております。

残り一週間お元気でおつとめ下さいませ。

21日夜の部、観に行きます!

とても楽しみです♪

お写真美しい~~

思いのこもった静御前が迫ってくる美しさに感動です。

鼓の伝次郎さんはナイスガイ(古い?)ですね。
以前亀治郎の会での猿之助さんとの活動なども
感心しておりました。
秀太郎丈のブログを拝見しますと必ずどうにかして
博多へ行きたい衝動に駆られてしまいます・・・(-_-;)

天候不順な折お体にお気をつけて博多をお楽しみくださいませ。

回想 と宮川音頭

秀太郎丈のお話によく、京都の花街の事があり、埒外にいる者としては、とても興味深く楽しく拝読しております(知識を増やしています)。
最近友達になった歌舞伎ファンの女性が『宮川音頭』が大好きで 「歌えます」。 と言ったので 私もDVDを買ってきました。
揃った群舞 というものはなんとも気持ちよく。
そのうちに、
お父上の舞妓姿(俳優祭?名称不明)を思い出し、とても懐かしく 菊次郎さんが後ろでドラを鳴らしたのにビックリなさったご様子とか…。是非 俳優祭 とかでこの宮川音頭風の総踊りがあり
踊る秀太郎丈の芸妓&舞妓姿 が ゼヒゼヒ観てみたくなりました。
夢叶ますように!!

博多座

博多座でいつも歌舞伎を楽しみにしているものです。

今月は秀太郎さんの舞台を拝見することができて、本当にうれしいです。
静御前を演じて101回目の舞台を拝見しました。

いよいよ今日は千秋楽ですね。
またぜひ、博多においでくださいませ。

千穐楽おめでとうございます!

千穐楽おめでとうございます!

来月の松竹座、お目まじ楽しみにしております。

梅雨の折、ご自愛くださいませ。

お疲れ様でした

千穐楽おめでとうございます。

前楽の昨日、カーテンコールに猿翁さんがサプライズ出演されたとのことで、昨日のうちにネットや新聞の写真に秀太郎丈が写っていてうれしかったのですが、今朝はテレビのワイドショーで
「さらにサプライズ。秀太郎さんが…」
のアナウンス。何かと思ったら、秀太郎丈が下手の袖に向かって盛んに手招き。中車さんをお呼びになったのでした。なんとお優しい!

ご一家もお客様もどんなにか嬉しかったことでしょう。
そして、秀太郎丈を拝見できた私も嬉しかったです。
今日もがんばってくださいませ。
プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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