5日目を終えて




アッと云う間に5日間が経ち一座一同、元気に舞台を勤めています。昼の部は37年振りの通し狂言「柳影沢蛍火」を、夜の部も珍しい江戸の書き物、「杜若~」を上演していますが、お陰様でどちらも大変好評!私は昼の「柳影~」に出演、五代将軍綱吉の母・桂昌院を勤めています。とても難しいお役で、お稽古中はかなり悩みましたが、初日があいて演じてみると、とても楽しいお役です。主役の橋之助・福助さんの東京の成駒屋兄弟と、大阪の成駒屋兄弟、翫雀・扇雀さんもとても好演!この芝居を初めてご覧になったお客様にも大変喜んで頂いておりますし、以前ご覧になっていただいていた方にも喜んで頂いています。以前中座で上演されたとき、私は今月は孝太郎が演じている「お伝」を勤めていて、今回私が勤めている桂昌院は2代目鴈治郎おじさんでした。私達三兄弟、兄の我當は夜の部だけ、仁左衛門は昼の部は踊り(保名)だけですが夜の部は「大蔵卿」で頑張っています。私は常磐御前で昼夜とも台詞は多いのですが、ほとんど座ったままの芝居で、二役ともに座布団を敷き、脇息を使
っています。ちなみに今月は常磐御前ですが5月の歌舞伎座では栄御前、1、3、4、6月は静御前と、1月から7月の間に「~御前」でなかったのは2月の松竹座の八犬伝の浜路の母「亀篠」と5月吉田屋の「おきさ」だけ…、長い役者人生、こんな事は初めてです。夜の部の終演は好演前には「9時をかなり回るだろう」といわれていましたが、お陰様さまで9時前、8時55分に打ち出すようになりました!私と弟は「大蔵卿」で終り、6時半に芝居を終えて楽屋を出、道頓堀の夕景を楽しんでいます。

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お写真色々ありがとうございます!

桂昌院様のお写真拝見しながら舞台を思い出しております。

初日は21時20分終演でしたがもう20時55分にまでなりましたか!
遠征組にも安心ですね。

今月は山城屋さんと愛之助さんこそご不在ながら松嶋屋ご兄弟お三方と成駒屋の翫雀さん扇雀さんと上方のお家の皆様お揃いでお弟子さん方もお揃いなのでどのお芝居にもお馴染みの皆様がいらっしゃるのが嬉しいです。

扇之丞さんと嶋之丞さんとのショットって珍しいですね。
お二人とももうすっかりベテランさんですね~

お小姓さんに囲まれたショットなども拝見したいです…♪

暑さ厳しい折から御体にはくれぐれもお気をつけ下さいませ

誹謗中傷対策 IT弁護士より一言

初めまして誹謗中傷対策を行っておりますIT弁護士と申します。
最近、インターネットでの誹謗中傷や暗いニュースばかりなのでこのようなブログはとても心が落ち着きます。
是非また訪問させて頂きたいと思います。

涼やかな桂昌院さま

関東、いやいや日本中猛暑のこの頃ですが、涼やかなご様子で
三段重ねのお布団の上の桂昌院さま。どのような場面かわからないのが
もどかしいです。舞台でお布団三枚重ねたシーンは、私はまだ
拝見したことがありません。映画のような感じがいたします。

御前さま~暑い日が続いておりますので、くれぐれもお体にお気を
付けくださいませ。
プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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