上方歌舞伎会


残暑と言うは暦だけ、猛暑真っ盛りのこの暑さ!その暑さに負けず「上方歌舞伎会」のお稽古も熱気をはらんでいます。車引と伊勢音頭、車引は兄の我當、伊勢音頭は仁左衛門が指導。私は車引の桜丸と、伊勢音頭の万次郎と女形の役やくを教えていますが、その役者によって教え方を変えねばなりません。「一(いち)」を聞いて「十(じゅう)」を悟る子もいれば、「十」を聞いて、やっと「一」を悟る子もいますが、本番では必ずしも前者が良いとは限りません。願わくば「一」を聞いて「一」を「十」聞いたら「十」を悟ってくれれば、教える方はどんなに楽か知れません。ただ指導者によって教え方も随分とちがいます。とにもかくにもお稽古は後4日間、教えて上げた事を、返さないておいてほしいものです。

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お写真有難うございます!

「どうなとし」のとこかしら?座る万野と立身の貢さん、熱演の様子が伝わってきます♪

一昨年の松竹座のご兄弟の名舞台を思いつつ若い人たちの頑張りに期待したいです!

文中からもご指導の大変さ伝わって参ります。
ご自分でなさる方がよっぽど楽でしょうけれども、受け取る側に個人差はあれども熱心なご指導は後進の皆様のかけがえのない財産となりましょう。
残暑厳しい中のお稽古あと4日間頑張ってくださいませ!

可憐な

薔薇さん
ご主人さまのお目に止まって イキイキ 艶も増しましたね。
本当に可愛い
薔薇さん!
この酷暑よくがんばりました!
健気ですねぇheartheart



お疲れ様です

 上方歌舞伎会も刻々と迫り、文楽劇場でのご指導もさぞ熱が入っていることでしょうね。
 ご指導サイドの実感のお言葉「一を聞いて十を悟る子もいれば、十を聞いてやっと一を悟る子もいる」をお聞きしていろいろ思いました。それは、教えることが毎日の学校の教師の実感でもあります。十を聞いても一さえ悟れない子もいます。そんなときは教師の限界にため息も出ますが、もっと辛いのは一も悟れない子の方だと思えば、どんなことをしてもこの子に寄り添ってやろうと思います。
 今回のお話で「本番では必ずしも前者が良いとは限りません」のお言葉に本当に救われます。苦しんでいる方々も、きっと秀太郎丈の熱意と意気込みに応えてくれることでしょう。今すぐでなくても、きっといつか開花します。一輪遅れて開花した、美しい薔薇のように。

暑さに負けない!

暑さに負けそうな毎日でしたが、秀太郎丈の熱意とご兄弟の熱意が
伝わりとても身に沁みました。そしてお弟子さん達にとってこのような
貴重な値千金の時はないのではないでしょうか。
秀太郎さまのブログに元気をいただき、えこさんのコメントに
深く感じ入りました。
ありがとうございます!
暑さに負けないで咲いている「薔薇さん」可愛い~
プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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