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「道明寺」

今日、二十六日から三月興行の稽古にはいりました。今回の道明寺は、父仁左衛門の十七回忌と守田勘弥おじさんの三十七回忌の追善狂言として、仁左衛門の菅相丞、玉三郎さんの覚寿に、我當の輝国、私の立田の前という配役で上演しますこの道明寺の菅相丞は父の最高の当り役として、いまたに語り継がれていますが、当代の仁左衛門も、立派にその心を受け継いでいると思います。玉三郎さんの覚寿はもちろん初役ですが、仲の良かった親々の子供同士が、その仲の良さも受け継いで合同で追善狂言を上演することはとても嬉しく、親達も喜んでくれていると思います。父が最後に相丞様を勤めたとき、私は刈屋姫を勤めていたのが、ついこの間のような気がしますが、あのおりの感動をいまだに忘れる事ができません。そして「私は幸せものだな~」としみじみおもいます。七十に手が届こうとしている今でも、いまだに「お父ちゃんに逢いたい!」です…。そして思うことは、私も子供たちに、そんな風に想われる親になりたいですが、…、これはちょっと無理なようです(+_+)。

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昨日千穐楽だと思ったらもうお稽古ですか。
松嶋屋さんご兄弟(ご姉妹も)が「お父ちゃん」のことを語られるのを聞いたり読んだりするのが大好きです。これだけ慕われている十三代目さんはお幸せだなぁとも思い、そんな素敵なご父君をもたれたご兄弟ご姉妹もお幸せだなぁと思いこちらもなんだか心が温かくなるのです。そんなご兄弟お三方お揃いの追善公演とても楽しみです。いつかは秀太郎さんの覚寿も拝見したいです…。

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23日夜、NHKの「あの人に会いたい」でお父様にお会いできました。嬉しくて懐かしくて感激して泣きました。今も居ますが如く、生き続けてくださっているのだと思って感動しました。
丞相様の舞台がたっぷり映り、片岡家にとって特別なお役ですと語られていましたね。国立にも歌舞伎座にも拝見に行きました。今度、歌舞伎座さよなら公演に追善で、ご子息、お孫さん、そして玉三郎さんが覚寿で演じられる…泉下でどんなにか喜んでおいででしょう。
私もずっと牛肉断ちして3月を過ごします。

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先日 DVDで、NHKドラマ 「獅子の時代」を拝見しました。今も素敵ですが、お若き日の秀太郎さんも、とてもかっこよかったです!!
秀太郎さんを 心の中で、「王子」 と呼んでおります。

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「あの人に会いたい」で私も13代目に会わせて頂きました。懐かしく涙が出てきました。「嵯峨談語」を叉読み返したくなりました。
「お父ちゃん」「お母ちゃん」大阪では幾つになっても親の事をこう呼びます。ええ言葉ですね。
今月の「菅相丞」、素晴らしい舞台になるでしょうね。是非行きたいと思います。覚寿が秀太郎丈なら・・・と思いますが、若い頃13代目に供に御芝居を習われた玉三郎丈ならきっと素晴らしい老けを見せて下さる事と思います。

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パンダ王国人さま
DVD「獅子の時代」お教え下さり有難うございます。
存じませんでした。是非拝見したいと思います。
プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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