後三日

歌舞伎座10月公演もついに後三日になってしまいました。「木の実-すしや』の小せんは京都の南座で初めて勤めていらい、国立劇場、立て替え前の歌舞伎座、それに巡業などで随分勤めていますが、今回ほどお客様の熱気に支えられて演じた事は初めてです。ことに「木の実」の親子三人での花道の引っ込み。喜んで楽しそうに拍手を送って下さるので、ホント花道の親子三人が、ほのぼのとした気分にならせて頂きます。そしてその楽しかった花道を「すしや」では倅善太とともに縄にかかり、舞台から見送る夫と目と目で別れを告げながら引かれていくのです。ついさっき、前の幕で親子三人幸せそうに入った揚げ幕に、こんどは可愛い善太と二人、哀しく入っていかなければならないのですが、この場面も地味なシーンなのに、お客様のから、湧いてくるような大きな拍手で送られるとき、小せんの哀しみと役者の歓びが一つになり、言葉に表せない幸せを感じます。何度かやらせて戴いている「小せん」ですが、今回ほど舞台に溶け込んで下さるお客様は初めてです。その大きな拍手は花道を行く
母と子に、そして堪えきれずに着物をかぶり、人知れず泣き伏している権太にも贈られている…、身体は離れていても、親子三人は一緒にいたのです…。

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久しぶりの更新嬉しいです

今日のはお写真がなくてちょっと残念…

記事を拝読するだけで舞台の様子が思い出されて涙出てきました(T-T)

明日(もう今日ですね…秀太郎さんの更新時間にビックリしつつ私も夜更かしでこの時間に…(^_^;))また拝見します♪

空気がすっかり秋となり朝晩冷えて参りましたのでくれぐれも御身体にはお気をつけ下さいませ。

秀太郎さんのお弟子さんお揃いでご出演の四の切腰元さんスリーショットとか嶋之丞さんもいれてフォーショットとかリクエストしてみます…筋書に腰元さん写真が載ってなかったのが残念だったので…

感動です

 なかなか更新なさらなかったので、毎日チェックしながら、どうされたかと心配していました。
 小せん、初役の頃のは拝見していませんが、その後は何回も拝見してきました。(維盛も何回か)
 秀太郎丈が「今回ほど熱気に支えられていることはない」とおっしゃっておられますが、拝見する私達にとっても今回ほど盛り上がって感動させられたことはありません。親子の愛、その親子の別れの言いようのない悲劇が花道で…。引かれて出てきて、舞台にいる梶原に気づいて恐怖で思わず身を引くところも居たたまれなくて、ご兄弟三人のご共演が嬉しいのに、ちょっと梶原の我當丈が恨めしくなっちゃいますし、「大将、頼んまっせ」では何もかもお見通しなら頼むから助けてあげて、の思いになり、でも権太の死を知って悲しむよりあの世で親子三人幸せになって、とも思い…。
 今月は仁左衛門丈がしばらく休演されるからということ、左手だけでもそれを少しも感じさせない熱演ということで、一層盛り上がっていますが、小せんとしてもお兄様としても、権太を、そして弟さんを見つめるお気持ちはいかばかりでしょうか。
 あと3日!東京に居たら毎日通うのに。せめて上京する千穐楽に台風が来ないよう、毎日天気予報を見て祈る日々です。
 今日は暦の霜降。涼しくなりました。どうぞくれぐれもご自愛の程。

すし屋、良かったです!

すし屋、良かったです!縄にかかって、花道を寂しく帰る小せんを見て、涙が出ました。ここで泣けた、すし屋は初めてでした。

さびしいです(*^_^*)

今月の木の実は3回、すし屋は7回見ました。木の実は開始時間が早いため、回数が少なくなってしまいましたが、ほのぼのしてて心暖まります(o^^o)

すし屋のあの別れは...7回目も泣きました。あれは歴史に残るすし屋ですね。

先日、尾上松禄さん(今の方のおじいさま)が権太で小せんがどなたか忘れましたが(お里は雀右衛門さんで、梶原を今の幸四郎さんが染五郎の名前でした)、とにかく古いのを見たんですがなんとなく、あっさりした印象を受けました。

私は上方風の方が好きです(*^_^*)

あと3日、お体に気をつけて頑張ってくださいませ〜(o^^o)

親子夫婦がひとつに・・・

今月は2回目のベストシート(私にとって)での観劇でした。
花子さんがコメントで歴史に残るとおっしゃっていますが
同感で、最高の木の実・すし屋だとおもいました。
帰宅しても思い出しては胸に迫ります。
あまりにも使い込まれた言葉ですがやはり愛のある家族の絆と
おもいました。権太との馴初めの話に表情が細やかで楽しかった
です。
一変してすし屋でお互いに無言で愛情を確認しての辛い別れに
感動しました。しっかり拝見させていただきました。
あと二日、できたら幕見、3Fで拝見させていただきます。
風が冷たくなってまいりました。お風邪を召しませんように。
蛇足ながら今日の夜の部の開演前にコメントいたしましたが
反映されていませんでしたので送信失敗したと思われます。
このコメントが2回目でしたらご容赦くださいませ。

有難うございます

 いつも御利用頂き有難うございます。 私の様な只の給仕が書き込みをするのは身が縮む思いでございます。
 片岡様が昨年体調の優れない時にも休まずお稽古に行かれ 心配で御帰りになった際お聞きしましたらキチンと稽古をお勤めになったとの事。 真摯に役に対峙なされ、慢心する事無く日々役を追及される御姿に、自省する事ばかりでございます いつも御元気でらっしゃいますが、季節も変わり目でございます。 くれぐれも御自愛ください。

素晴らしい木の実 すし屋

皆さまがコメントなさっていらっしゃるように 今まで観た舞台とは空気がまるで違います♪
今までが悪かったということではなく 小屋の中がひとつになり 観客も一体になって喜んだり泣いたり 痛さまでも共有しています♪
こんな舞台は長い間拝見していますが初めてです!!
仁左衛門さん渾身の舞台に脇の役者さんも 持てる全てを出していらっしゃいますし 私達も雑念の入る余地もなく集中しています!!
出来ることなら毎日通って ひとつになりたかったです!!



今日松竹座の愛之助さんを昼夜拝見して来ました♪
昼も良かったけど 特に夏祭がとても楽しく これぞ上方の夏祭でした!!
舞台満喫して帰京しました♪


あと二日ですが お疲れの出ないことをお祈りします!!!!

カレントビルディングです。

カレントビルディングです。
いつもブログ更新お疲れ様です。
また見に来ます。


カレントビルディング
プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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