助六…

歌舞伎座さよなら興行も、後十日をきりました。昭和の歌舞伎座のさよなら興行に、江戸歌舞伎の人気狂言「助六」でフィナーレを飾るというのは、いかにも木挽町の歌舞伎座らしい、素敵な狂言立てだと思いますし、そこに上方俳優の私が参加させていただき、とても嬉しいです。今回勤めている三浦屋おまつは、たしか三度目です。花道から登場する、意休一行について、一番最後に登場。ほとんど揚げ幕のきわで、2階席3階席からは見えず、その位置で台詞を云うものですから、一言も台詞を云わないと思っていらっしゃるお方もあるようです。前にもお話しましたが、最近は花道から本舞台にかかると、そのまま暖簾にきえるのですが、今月は下手のショウギにかけて、歌舞伎座最後の舞台をしっかりと楽しんでいます。

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三浦屋のおまつさん 三階席後方からでも しっかり見えてました…座っている姿が素敵で 私のオペラグラスの中は おまつさんばかりでした。

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ようやく拝見することが出来ました!
舞台からは劇場空間全体が見渡せるので特等席のような気がしますが、眺めはいかがですか?
芝居を拝見しておりますと、お松さんの舞台中央での意休に対するお辞儀は、前半の揚巻から後半の助六へと舞台に広がる雰囲気を一変させ、玉三郎さんの揚巻を観たことの充足感から團十郎さんの助六の期待へと気分を切り替えさせてくれる瞬間でした!
『助六』は何度も観たことがあるのですが、こんな清々しい気持ちになったのは初めてです!ありがとうございました。

本当に残りわずかとなりました。楽日まで歌舞伎座の舞台を楽しんでください♪
プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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