臥水の雪は…

今日(正確には昨日12日)はクオレ大阪(天王寺付近)の歌舞伎鑑賞教室「封印切」と「新口村」を観てきました。私も昔はこの公演で、父の孫右衛門で梅川を勤めた事があります。だいたい高校生の観客を対象にした企画でしたが、今日は半分以上、一般のお客様のようで、学生さんたちも、とても良い雰囲気で観て下さってました。先日お世話になった松尾塾のおりも、私の菩提寺、薬王寺にお参りしましたが、このクオレ大阪も谷町をちょっと入ったところで薬王寺に近く、十二日は幼少の頃の私をとても可愛がってくれた祖母、11世仁左衛門夫人の月命日だったのでまたお参りに行きました。私、たしかに墓参はよくする方ですが、こんな形でこの間隔でお参りするのは何か不思議な気がします。ところで「臥水の雪」について、皆様から温かいお便りや質問を頂いているので、少しお話ししますが、そもそもこの作品は、常磐津の宗清の前半、常盤御前と子供たちのくだりを、二代目楳茂都扇性さんが「臥水の雪」として単独の舞踊して振り付けされたものらしく、聞くとこ
ろによると五十年振りの上演との事。何でも宮川町の冨美喋姐さん(楳茂都流)が「舞妓の頃、観たことある…」そうですから、もう六十年近く前のことです。ちなみに「宗清」もあまり上演されていませんが、これはたまに上演されています。初演は岩井粂三郎さんで、「宗清」の段で常盤御前を演じ、居所変わりで「鞍馬山」の牛渡丸を勤められたとのことです。

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秀太郎丈質問にお答え頂き有難うございました。
コメント 前ページにしてしまいました。
粗忽者です。  

No title

今度拝見出来るのが  臥水の雪  {早く来い来い7月15日} 。

「宗清」の常磐御前から、居所変りで「鞍馬山」の牛若丸とは。

そんなお話伺うと、うわぁぁぁ秀太郎さんで、拝見した~い!

NHKさん 見せて下さい頼みます と思ってしまいます。

No title

また秀太郎さんの新口の梅川が拝見したいです!ご兄弟共演でお願いします。
「臥水の雪」は常磐津なのですね一巴さんだといいななんて思いながら放映日を楽しみにしております。「宗清」も拝見してみたいです。いつも熊谷陣屋の宗清が語る場面がどんな舞踊になってるのかしらと興味があります。
最後に指摘で申し訳ございませんがクオレでなくクレオでは?

No title

3兄弟での封印切り、仁左衛門丈の忠さん、我當丈の八つあん、秀太郎丈の梅川、随分長い事見てません。見たいですねソロソロ。
「宗清」も長い事見てません。最近は一年間に同じ芝居が劇場を変え、役者さんを変えて何度も公演されますが、良い芝居でも長い事公演されない物もあり残念です。
今月は国立文楽劇場では「ひらがな盛衰記、逆櫓」を公演されているので先日見に行きましたが、同行した友人は「これは歌舞伎では見たことが無い」と言ってました。当時孝夫さんだった仁左衛門丈が大阪の朝日座?で公演されて以後、播磨屋さんがたまに歌舞伎座で公演されているだけ。折角13代目が掘り起こされたのに勿体ない。いつか又松竹座で舞台にかけて頂きたいです。舞台は大阪の福島、春先には話題になっていた所ですし。

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瑠衣さんの仰ることよーくわかります。きゃっきゃ。やはり大阪で公演するのであれば芝居の内容が大阪のものでして欲しいです。地域限定モノでしてみたらいいのにな。年配のお方で芝居好きなひとでも「歌舞伎?観に行かへんなー」と言う人に詳しく聞いてみると、「なんか見得をきりはるだけでしょ」とそこで思考停止してる人の多さをよく感じます。
セリフの掛け合いの面白いものなんかないんやと思い込んでる人が大半です。そこの勘違いを正していけば歌舞伎のお客さん増えていくんとちがいますやろか。
自称上方もの普及委員会会員番号001なんで、知り合いの誤解を勝手に解きまくっておりますがなかなか普及しないんですよね。でもまだまだ続けていく所存です。

No title

上方もの普及委員会会員番号001さん、私は2番にしてもらえます?
ほんまに最近は上方もののお芝居でもお江戸の役者さんが座組みに入ってはりますと見得を切りはる事が多いですね。
「女形さんが何故ここで見得を切るんやろ?」と思う事があります。自然な会話の流れの中で芝居が進んでるのに、いきなり首をキュキュと動かして見得を切られるとバックの義太夫もセリフの掛け合いも生きてきません。全部の芝居が江戸の世話物や成田屋歌舞伎十八番と同じになってきてますね。

No title

「歌舞伎美人」に7月のTV紹介
『臥水の雪』立方
片岡秀太郎
待ってます!!

No title

秀太郎さんの、常磐御前の素顔でのお稽古のお写真を、

デスクトップ背景にしました。

私には、ほんと貴重品のお写真です。

プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

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