日航ホテル

一月七月に松竹座に出演しているときは必ず心斎橋の日航ホテルのお世話になって、朝はB2のサロンで必ずフレンチトーストを頂いて、癒されていたのですが、三年ほど前から癒してくれていたウエートレスのお嬢さんのお顔が見えなくなり、お店を辞められ、それ以後日航でのブレックファーストをやめました。あの時のお嬢さんか゛ゆきさんと云うお名前だったのでしょうか?とてもなつかしいです。今月は舞台には出ていないのですが〔晴の会〕の稽古の日はホテル31Fのエステで施術を受けてからお稽古に行くようにしています。ちなみに台詞などの個人稽古は千里山の自宅でやっています。私がお岩さまを演じたのは五十年前の朝日座でした…。

祇園祭






今年の七月は珍しく舞台がお休みだったので、祇園祭の宵山は横浜のご贔屓A会長ご夫妻のお招きをうけ、祇園切通しの立花さんの宴で、「長刀の山」の巡行の皆さんに、祭り囃子のなかビールや冷酒を振る舞い、お座敷では芸舞妓さんが舞を披露し、情緒ある風情でした。17日の本祭りには大阪のご贔屓のK先生ご夫妻のお招きををうけ、花見小路の一力亭でお稚児さんのご来駕を待ち、皆さんと記念撮影を撮るなど、初めての経験をつまして頂いて、後は祇園町は元より、上七軒、宮川町の綺麗ところと、それはそれは幸せな宵を経験させて頂きました!京都の素晴らしさ、日本の素晴らしさを、それを体験さして頂き、本当に幸せなことと、しみじみと思いました。

晴の会




晴の会、次第に形もみえ稽古も着々とすすんでいます。一昨年去年、構成演出を担当してくださっている山村流宗家の友五郎師が、今回も我々には考えもつかないアイデアで、アート館の舞台を活かした演出をして下さり、出演者も良く応えています。あくまでも歌舞伎の本質を大切に、演技の面では立役は仁左衛門、女形は私が指導監修しています。今年は當史彌、翫政も参加して一同快い汗を流しています。ご期待下さい。今月舞台のない私は、皆の稽古を敢えて毎日は見ないで、京都の夏を満喫しています。南座の工事も無事に進んでいるようです。

文月






七月に入りました。今月はお休みで寂しいですが、松竹座の若手の役者さんに稽古を頼まれ、先月お稽古して大丈夫なのですが、彼がとても熱心なので明日の舞台稽古を見に行きます。身体ばかり元気で暇なので毎日映画を見ています。アニメ、青春映画、純愛物、ミュージカル、サスペンス、和洋を問わず何でも観ますが、戦争ものや宇宙の映画は好きではありません。勿論時代劇は好きですが、中には耐えられなくなって途中で退場した映画も洋画を含めて3本ほど失礼しました。最後まで見なければ失礼なのですが、生理的に受け付けなくて、呼吸困難になるのです。良かった映画は2度観ました。松竹座も中日頃になると晴の会、上方歌舞伎会の稽古で松竹座の稽古場に通います。自分が出演してない劇場に通うのは嫌なものですが、そんなことは云ってられないので、一生懸命頑張ります。桜丸や八重、お岩さんやお袖など、私の好きな役やくを稽古場で丁寧に演じて、弟子たちに確り受け止めてもらえるように頑張ります。晴の会、上方歌舞伎会を宜しくお願い致します。

千秋楽



お陰さまで無事に歌舞伎座六月興行を打ち上げました。当分お休みが続きますが、次回出演のさいは宜しくお願い致します。
プロフィール

片岡秀太郎

Author:片岡秀太郎
二代目 片岡 秀太郎
昭和16年9月13日
大阪府大阪市生まれ
屋号は松嶋屋
定紋は七つ割り丸に二引、替紋は追いかけ五枚銀杏
本名は片岡 彦人(かたおか よしひと)

十三代目片岡仁左衛門の次男
1946年(昭和21年)10月京都南座で『吉田屋』の禿役で本名の片岡彦人で初舞台
1956年(昭和31年)3月大阪歌舞伎座の『河内山』の浪路で二代目片岡秀太郎を襲名

カテゴリ
月別アーカイブ
QRコード
QR
検索フォーム